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2017年03月10日

アプリ開発費って実際いくらかかるの?アプリ制作前に知っておくべきポイントまとめ

アプリ開発費って実際いくらかかるの?アプリ制作前に知っておくべきポイントまとめ

以前 「見積もり依頼前に考ておきたいスマホアプリの開発費用を左右する10のポイント」で開発にあたって押さえておくべきポイントをまとめました。
対応バージョンの最新情報は「iOS 10、Android 7.0 Nougat(ヌガー)リリース後のOSシェア比較」に記載しています。
今回はそれを踏まえて、実際の開発費用に焦点をあてていきたいと思います。

実際いくらかかるの?相場は?

アプリを作りたいとなって最初に知りたいのが、実際いくらくらいでできるのか?相場はどれくらいなのか?ということでしょう。
ずばり、「ピンキリ」です。
数十万〜数百万でできるものもあれば、数千万かかっているアプリもあります。
アプリの内容や規模次第で大きく変わってきますので、一概に相場はいくら、という形で表すことができません。

開発費はどうやって決まる?

なぜ相場が決まっていないのでしょうか。
アプリ開発にかぎらず、システム開発というのは出来上がっているものを買うのではなく、要件に応じて開発内容が変わってきます。
また実際の商品ではないのでアプリのこのパーツがいくら、この画面がいくらというような単純計算でもありません。

そもそもアプリ開発費がどうやって決まるかというと、算出方法は会社によって様々ですが、開発にかかる工数(作業量)をベースに、人月計算によって決めているところが多いようです。
*人月とは…1人が1か月で行うことのできる作業量(工数)を表す単位。
例えば人月単価80万円のプログラマが一人で開発して3ヶ月かかるアプリだとしたら開発費はだいたい240万という計算です。また要件定義やプロジェクトマネジメントの費用もかかってきます。
また、プッシュ通知させたい、地図やカメラ機能を使いたいなどの機能要件によっても異なってきます。その他にサーバーの準備やデザイン制作が必要であればさらに追加で費用がかかってきます。

*なお、最近は単純な人月ベースではないケースも多いですので、依頼する開発会社に確認してください。

クリークアンドリバー社提供の「アプリ開発費見積りシュミレーター」でiOS、Android対応のプッシュ通知を使ったシンプルなアプリ(DB連携、ログイン機能は無し)を想定して見積もりしたところ、デザインを自主制作で約120万、既存デザインにそって制作で約180万と算出されました。
上記も概算レベルですが、内容や仕様が確定して開発会社に見積りを出してもらわなければ、作りたいアプリにいくらくらいかかるのかはわかりません。
その際に押さえておくべきポイントは「見積もり依頼前に考ておきたいスマホアプリの開発費用を左右する10のポイント」であったり、販促系のアプリであれば「販促アプリ制作前に知っておくべき5つのこと」などです。

どうして開発会社によって見積もりは大きく変わるのか?

会社によって基準としている人月単価が異なるため、同じ1人月の内容でも費用は変わってきますが、それ以外の大きな要因として、見積もり依頼時に十分な情報がない場合に大きく異る可能性があります。
見積もり時点で必要な情報が不足していたり曖昧な場合、足りない情報は見積もり担当者の経験などで補填されることになります。過去の開発経験から,そのシステム開発にかかる工数を導き出すことになります。曖昧な部分の想定範囲が人によって異なるため差異が出てしまいます。

また、アプリ開発はデザインやUIのようなアプリの見えている部分よりも、顧客のイメージするものを実際にシステムに落とし込んでプログラミングする、見えてない部分の認識のすり合わせが重要であり、難しいところでもありますが、見積もり時点ではざっくりとしたイメージしかないことも見積もりにバラつきが出る一つの要因です。要件が途中で変更になったり、認識にずれがあった場合の追加分も想定して算出されるケースもあるでしょう。

どんなアプリが作りたいか想像できていますか?

◯◯◯みたいなアプリ、△△△みたいなデザインが良いと要望を受けることが多いですが、全く同じアプリではないですし、利用シーンや使われ方も異なる事がほとんどでしょう。
最終的な仕上がり、どのように利用されるかまで見積もり段階で想像できているでしょうか。
アプリ開発に限らずくシステム開発を成功させるには関係者の意思疎通(コミュニケーション)が必要です。しっかりとした分析、同じゴールを共有できていれば失敗のリスクは抑えられますが、そこが一番難しい点だったりします。下図は多難なITビジネスを表した風刺画です。
「顧客が本当に必要だったもの」
顧客が本当に必要だったもの
出典:ニコニコ大百科

このオチはそもそも顧客自身にも自分が必要とするものが分かっていなかったというものですが、「顧客が本当に必要なもの」は製品が形になってきた段階で初めて分かることも多いものです。
アプリ開発で言えば顧客ではなく、その先のアプリ利用ユーザが満足するよりよいアプリを作るために、正しいゴールを見出し開発会社と共有することが重要です。
見積もり時点では顧客も開発会社も見落としていることがあるかもしれません。
また、最初のリリース段階では完璧なもの、ユーザが本当に必要なものは作れないことの方がほとんどです。継続してトライ&エラーでアップデートを繰り返し、より良いアプリにするための継続開発も含め、予算規模を考える方がよいでしょう。

まとめ

アプリ市場は飽和状態です。きっと売れる、便利そうだから使ってもらえるだろうというような根拠が曖昧な場合に、莫大な開発費をかけてアプリを作るのはリスクが高いです。
スモールスタートを心がけましょう。最低限の機能にしぼり、まずは集客に力を注ぐ方が懸命です。
デザイン面も最初にがっつりお金をかけてもリリースしてみたら評判が悪いというケースも多くあります。最初はクラウドソーシングで安価に済ませるのも一つの手段でしょう。

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