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スマホシェア スマホ市場動向
2014年01月27日
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世界と異なる形で発展する日本のスマホ市場

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元々日本ではiPhoneの方がAndroidよりも人気がありましたが、最近、その傾向がより顕著になってきているようです。世界および日本の最新のシェアを元に、今の日本市場の状況と今後の動向を考えてみました。スマホアプリを制作する際、iPhone・Androidを同時リリースするのか、どちらかを先行リリースするのか、市場の動向を見ながら検討すると良いかと思います。

 

世界のシェアと日本のシェア

世界的には、Androidの市場シェアは80%を超えており、iOSはわずか13%に留まっています。また第3のOSであるWindows Phoneは、欧米では着実にシャアを伸ばしてきています。
参考:世界スマートフォン市場、AndroidとWindows Phoneがシェア拡大、AppleはiPhoneの出荷台数増加もシェアは減少

しかし、日本では、依然iOSに人気が高く、トータルのシェアでもiOSがAndroidを上回っていると言われており、特に、docomoがiPhoneの取り扱いを始めた昨年秋の販売シェアは、iOSが7割を占めている状況です。
参考:iPhone 販売シェア、日本は7割に―新たな「ガラパゴス」か、欧米と顕著な差

海外では、iPhoneの価格がネックで安価なAndroid端末が多く売れているようですが、日本では、各キャリアの販売戦略により、iPhoneも買いやすくなっており、その違いが大きく影響しているように思います。また、Android端末の日本市場投入が遅く、iPhoneが先にブランドを築いたため、その影響も大きいように思います。

 

日本ではiOS優勢が続くのか、海外のようにAndroidが追い越すのか

世界的にはAndroidの勢いは圧倒的で、もはやiOSはマイナーと言っても過言ではないほどの差があります。しかし、日本ではiOSは依然高いシェアを維持し、docomoがiPhoneの取り扱いを始めたことで、しばらくiOS優勢な状況は続くのではないでしょうか。
特に、日本では、初期の頃のAndroid端末の評判が悪かったせいか、「Android = 使いにくい」という印象を強く持っている人も少なからずいます。しかし、最近のAndroid端末は安定性・操作性が大幅に向上しており、機能面ではiOSを上回っている部分も多いです。iOSにはないAndroidのカスタマイズ性の高さも大きな差別化で、いくらiOSが人気があるからといって、日本の全体シェアで、iOSが圧倒するということはないように思います。

そのため、しばらくは均衡状態が続くのではないでしょうか。

中期的には、各キャリアがどのようなマーケティング戦略を打ち出してくるかで左右されそうです。

 

日本におけるWindows Phoneは?

未だに日本で発売されていないWindows Phone。今年の初めに、「ソニー、日本でWindows Phone 8発売を決定か」という記事があり、いよいよ日本でも発売されるのではない、という雰囲気になってきています。

iPhone人気が強く、Androidですら苦戦している日本市場で、Windows Phoneが一般の市場でシェアを拡大することはなかなか難しいように思います。しかし、日本は、企業においては圧倒的にWindows人気が高く、特に、大企業になればなるほど、社員が使う端末はWindowsで統一して、一元管理したいという要望が強くなります。

もし日本でWindows Phoneが発売されれば、法人ユーザを中心に伸びるのではないでしょうか。そのため、B向けのアプリを企画する場合は、Windows Phoneが発売されたら、対応するかどうか検討すべきかと思います。

 

ユーザ層によっても異なってくる

iOS・Androidのシェアの総論だけでなく、ターゲットとするユーザ層がどちらが多いか、という点も重要になってきます。なかなか事前にはわからないのですが、自社のサイトへのアクセスなどを元に検討するのが良いかと思います。

なお、弊社のPattoを使って制作しているアプリでは、50:50程で均衡しているアプリもあれば、iOSが9割近くあるアプリもあり、かなりユーザ層によって異なっています。アプリの企画時点で、開発会社さんと相談して、両方同時リリースを目指すのか、どちらかだけに注力するのか、相談しながら進めるのが良いかと思います。

 

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