スマホアプリを
ビジネスに活かすブログ

スマホアプリ開発
2013年07月01日
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

スマホは右手・左手、どちらで操作しますか〜Facebookで質問した結果の考察

17868308_m

先日、Facebookにて、「みなさん、スマホはどちらの手で持って操作していますか? UIを考える時に、いつも悩みます。 UI最適化のため、ぜひご協力ください!」という質問をして、多くのご回答を頂きました。

その結果をうけて、スマホアプリのUIを考える際に気をつけるべき点を考えてみました。

 

事前の予想

普通利き手で操作するものだと思っていましたので、右手持ち・右手操作が圧倒的に多くなるのではないかと思っていました。
ちなみに、私は、右利きですが、なぜか左手持ち・左手操作。このパターンは少数派という予想でした。

 

予想よりもばらけた結果

スマホ持ち手調査結果集計

* 2013年6月24日時点の集計

予想通り、右手持ち・右手操作が一番多かったです。ただ、思っていたほど偏っておらず、「左手持ち・左手操作」が26%、「左手持ち・左手操作」が24%と続きます。

コメントを書いて頂いた方もいて、通常は片手持ち、「本気」の場合は両手操作、という意見もありました。

 

両手操作はAndroidの方が多い?

両手操作(左手持ち・右手操作)が予想より多く、思っていたよりも、両手を使っている方が多かったです。これを受けて、電車の中で、スマホを使っているユーザを見てみたところ、Androidユーザは両手が多い印象でした。

確かに、最近のAndroid端末は大型化が進んでおり、片手操作が難しいサイズになってきています。

ガラケー時代は片手操作がほとんどだったかと思いますが、両手操作が増えている状況は、そういった背景もありそうです。

 

そもそもOS自体はどちらを想定しているのか

Androidの場合はメーカーによってカスタマイズが入っていたりメニューボタン・戻るボタンがハード側にあり、その位置もメーカーによって異なるため、統一されているiOSの場合で考えたいと思います。

iOSの標準アプリをいくつか見てみましょう。

■タブ

タブは右手持ちの方が操作しやすいタブは左側に重要なものを置いている印象があります。また、タブが5つ以上になる場合、「その他」が一番右にあることからも、左側に重要なメニューを配置しています。
ただ、これは、人の視線が、左から右に行くため、それに合わせた配置ではないかと思います。

左手持ち・左手操作の場合、一番左側のタブは少し手が窮屈になって押しにくい位置にあります。そのため、タブは、右手持ち・右手操作の方が押しやすそうです。

 

■一覧表示

テーブルビューは左手操作だとタイトルが隠れてしまう一覧表示は色々な所で使用されていますが、基本的には、左側にアイコンがあり、左側からタイトルが始まります。そのため、左手持ち・左手操作でスクロールすると、アイコンやタイトル部分が隠れてしまいます。
そのため、テーブルビューも右手持ち・右手操作の方が操作しやすいように思います。

 

一方、一覧で1行選択して次の画面に行った際、戻るボタンは左上にあります。右手持ち・右手操作の場合、ここが一番届きにくいエリアになっています。そのため、メールのような一覧から選択して詳細表示→一覧に戻る、を繰り返すようなアプリの場合、左手持ち・左手操作の方が使いやすそうです。

戻るボタンは右手だと届きにくい

 

 

 

 

 

 

結局、どちらかに最適化されているわけではない?

この例だけで判断はできませんが、左上・右上・左下・右下と、押しにくい位置に重要なボタンが配置されています。そのため、どちらかの手で操作しやすいように設計されているというよりは、同じ意味を持つボタン(例:戻るボタン)は同じ位置に配置することで使いやすくしているように思います。

そもそも、日本では約9割が右利きと言われていますが、iOSが生まれたアメリカでは、左利きが約3割と日本よりも多いです(日本と違って矯正しないため多いそうです)。そう考えると、どちらかに最適化するという意識は無さそうに思います。

 

UIを考える時に気をつけることは?

アプリを作っている時に、「このボタンってこっちの方が使いやすくない?」なんて会話をしたことがあります。そういう場合、関係者の主観で決めてしまいがちですが、ボタンの配置に迷った時は、右手で操作する場合が多いことを念頭に考えた方がよさそうです。

しかし、それ以上に重要なことは、一般的な配置と異なることをしない、ということだと思います。

「ずっと思っていたんだけど、戻るボタン、右上の方がよくない?」というのは危険信号な気がします。

まずは、自分視点の使いやすい位置ではなく一般的な配置守りつつ、それに当てはまらない場合、右手で操作する人が多いことを念頭に配置を考えるのが良さそうです。

TOP