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スマホアプリ活用
2013年10月27日
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「シニア層 x スマホ・タブレット」を考える

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今回は少し路線の異なるテーマについて考えたいと思います。

2013年現在、シニア層へのスマホ・タブレットの普及率はまだまだという状況です。

1年ほど前の情報ですが、電通が発表した「スマホ普及がもたらす新たなトレンド」を見ると、20代をピークに、年齢層が上がるごとに右肩下がりになっています。ただ、前年に比べるとシニア層でも普及率は伸びてきており、今年もその傾向にあると思われます。

 

現状、スマホのメインユーザ層は10代後半〜30代で、多くのアプリ・サービスもこの年代をターゲットに企画されています。ただ、今後数年の間で、よりシニア層の普及が見込まれますので、より積極的に活用してもらうためには、シニア層をターゲットとしたアプリやサービスがもっと出てくる必要があると考えています。

 

シニア層にメリットがあるスマホ・タブレットの活用

当然ですが、単にスマホ・タブレットを使えば良い、というわけでありません。30代までのユーザ層とは、生活習慣・ニーズが異なりますので、同じ様に使うということはないと思います。

では、どういう形で利用するのが良いのでしょうか。

 

■離れた家族とのコミュニケーション

SNSを使いこなすまでは大変かもしれませんが、簡単に写真や動画が送れたり、FaceTimeなどでTV電話ができたりするので、孫との会話などが、まずは最初の導入としては最適かもしれません。

 

■医療福祉・健康

医療福祉や健康に関する情報は、どのユーザ層においてもニーズはあると思いますが、シニア層はとりわけそのニーズが高いのではないでしょうか。単なる情報発信だけでなく、医師とのコミュニケーションや近所の病院を簡単に探せるようになっていると、非常に利便性が高いと思います。

 

■EC

年齢層が上がるほど、インターネットでの買い物に抵抗を覚える人が増える傾向にありますが、徐々に浸透しています。高齢者になると、どうしても体調等の関係から、行動範囲が限定されがちです。家にいながら何でも買えるECは、使いこなせると非常に便利です。

もちろん、今のAmazonや楽天のように何でもあるサイトだと、それこそ慣れる前に挫折してしまいそうですが、商品を絞って、日常的に使うものに限定するなどして使いやすくすることで、ハードルを下げられるのではないかと思います。

 

■地域・自治体

地域情報や自治体からの情報を簡単に入手できるアプリがあるといいと思います。当然、各自治体、ウェブサイトがありますが、どの自治体のウェブサイトを見ても、情報が非常に多く、慣れていないユーザが簡単に情報にたどり着けるとは思えません。

そこで、緊急性の高い情報や頻繁に必要となる情報に絞ってアプリに配信することで、アプリさえ入っていれば、だれでも情報を手に入れられるようにします。理想としては、1〜2タップで必要な情報に到達できるくらい、シンプルに、かつ、情報を限定した方が良いように思います。

 

普及のための取り組み

アプリやサービスだけあれば使ってもらえるかというと、もちろんそんなことはありません。積極的に新しい商品を取り入れていく若い層とは異なり、普及のためには、それなりにサポートが必要ではないかと思います。

それには、地域・自治体などで積極的に取り組んでいくのが良いのではないかと思います。

例えば、群馬県では、「県民タブレット入門講座」を開催しているようです。

また、スマホ・タブレットのシニア層向け講座で、同世代が講師を行うことで、同じ目線で教えることができたり、地域活性の入口にもなっているようです。
参考)スマホやタブレットのシニア向け講座人気 講師は同世代 地域交流の入り口に

 

身の回りで実際に使っている人をみると、パソコンは使えなかったけれども、スマホ・タブレットなら使えた、という人が結構います。インターネットを活用した情報取得手段・コミュニケーションツールとしては、スマホ・タブレットは、パソコンに比べて非常にハードルが低いように思います。

しかし、普及が進まない原因としては、最適化されたアプリ・サービスの不足やメンタルブロックの高さなどがありそうです。

単にスマホ時代だから誰でもスマホ・タブレットを、ということではなく、それぞれのシーンにあったアプリ・サービスの企画やサポート体制まで含めて考えることで、より便利で快適な生活が送れるようになれば良いなと思います。

 

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