スマホアプリを
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スマホアプリ活用
2014年01月06日
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「スマホアプリをビジネスで活かす」視点で考える2013年の振り返りと2014年の展望

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2013年もスマホ関連の様々なニュースがありましたが、ブログの趣旨である「ビジネスでアプリを活かす」という視点で重要なトピックを振り返りつつ、今後の展望を考えたいと思います。

 

 

 

 

 

docomoからiPhone登場で、今後、さらにiPhoneの重要性が増す

2013年、やはりこのニュースが一番大きかったのではないでしょうか。何年も前から、毎年のようにdocomo待望論が出ていましたが、ついに、iPhone 5s、5cから、docomoでもiPhoneが登場しました。

ソフトバンクの回線状況の改善、5s・5cでのau回線の評判、docomoのトラブル頻発などの要因もあって、以前予想されてたようなdocomoに一気にユーザが流れるようなことは起きていませんが、やはりdocomoからiPhoneが出るのを待っていたユーザは多く、AndroidからiPhoneへ流れる傾向はあるように思います。

もともと、世界的に見て、日本は唯一、iPhoneのシェアがAndroidよりも多い国です。他の国では、安価なAndroid端末の方が圧倒的に多い傾向があります。docomoからiPhoneが登場したことで、日本iPhone比率はより高まることが予想され、さらにiPhone対応への重要性が増してきます。従来から、「まずはiPhone」という傾向はありましたが、今後も引き続き、その傾向は続くものと思われます。

しかし、一方で、Androidのシェアも無視できない割合ですので、iPhoneを軸にしつつも、Androidもきちんと対応していく必要があるでしょう。

 

プロモーションツールとしてのスマホアプリ

2013年は、O2O関連アプリが多数リリースされました。スマホアプリのプッシュ通知を活用したベーシックな使い方から、位置情報・超音波などを活用した来店ポイント、リアルとネットの融合を目指したものなど、様々な試みがありました。

スマホアプリを活用したO2Oは、まだまだ試行錯誤段階です。2013年はその取り組みの新しさに注目が集まったように思います。しかし、今後は、どういう方法が効果的か、また費用対効果があるのか、中小規模の店舗にとってはどういう方法が効果的かなど、より洗練されてくるフェーズに入ってくるのではないかと思います。

 

スマホシェア拡大ながらも、ガラケーも根強い人気

スマホシェアは伸びているものの、ガラケーも引き続き根強い人気があり、一定の割合で、「スマホに乗り換えないユーザ層」がいることが明確になってきています。日本メーカーがiPhoneや海外のAndroid端末メーカーに押されていることもあり、一時下火だったガラケーの新機種に、再び力を入れ始めています。特に、NECとパナソニックはスマートフォン開発からの撤退を発表し、よりガラケーに力を入れる可能性があります。

近年、マーケティングを単純な年代で区切るべきではないと言われていますが、スマホ所有率と年代の相関関係は強い傾向があります。そのため、全体のスマホシェアではなく、メインターゲットとするユーザ層のスマホシェアをもとに、どのように活用していくかを考えていくと良いと思います。

 

第3のOSは来るのか

現状、日本においては、iOSとAndroidの2強です。Windows Phone 8は、リリースから1年以上経ちますが、まだ日本未発売です。しかし、ヨーロッパではなかなか人気のようで、EU5カ国(英国、イタリア、フランス、ドイツ、スペイン)で8.2%のシェアを獲得しているそうです。iOSのシェアが17.9%なので、かなり健闘しています。
Windows人気は根強いこともあり、日本で発売されれば、法人ユーザを中心に、それなりのシェアを獲得できるのではないでしょうか。

また、2014年は、Tizen・Firefox OSなど、新OSが次々とリリースされそうです。
日本において、これらの新OSがiOS・Androidからシェアを奪っていくことは、かなり難しいように思います。Tizenはdocomoが参画していることもあって、Tizen端末は発売されると思いますが、今のところ、ユーザにとってメリットが見えにくく、すぐに対応する必要はないでしょう。

まずはiOS・Android向けの対応をしっかりと行っていくことが先決です。

 

引継利用の流れ

2013年夏にGoogle発表した調査結果(マルチスクリーンワールド)において、「引継利用」という言葉が頻繁に登場しました。「スマートフォンで情報を見始め、その続きをPCで」という流れです。特に、ショッピング(68%)、情報検索(68%)、Web閲覧(67%)の3つは引継利用が顕著な分野でした。

何人ものEC事業者から、「スマホサイトのアクセスは伸びており、PCを超えつつあるのに、コンバージョンが著しく低く、売上が伸びない」という話を伺いました。これは、まさに引継利用ではないかと思います。

ユーザの中で、スマホとPCという2つの特長の異なった端末の使い分けが進んでいます。なんとなく肌感覚で感じていたことが、Googleの調査で明確になりました。この傾向は2014年以降も続くでしょう。それに対応するために、スマホサイト・スマホアプリをPCの代替と捉えるのではなく、入口としての役割を明確にしていくことが重要だと思います。

 

スマホユーザの増加とともに、スマホ対応の重要性は増してきています。2014年もその傾向は変わらないでしょう。ただ、単純に、「スマホサイトに対応すればいい」「スマホアプリを出せばいい」というようなことはなく、どのように活用して、どうビジネスに活かしていくのかをきちんと考えていく必要があります。

このブログでは、今年も「ビジネスでスマホアプリを活かす」をテーマに情報を発信して行きたいと思いますので、引き続きよろしくお願い致します。

 

 

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