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2015年08月27日
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リリース前にチェック!アプリのリジェクト事例まとめ

rejected

アプリを出したいと考えた時にまず第一前提となるのは、iPhoneアプリ、アンドロイドアプリは別モノだということです。
次に知っておくべき重要な事は、iPhoneアプリにはとても厳しい審査があり、アンドロイドアプリの審査はiPhoneに比べるとかなり緩めだということです。

最近ではアンドロイドでもスタッフによる審査が行われるようになっていますが、今のところ24時間以内に審査は終了するためiPhoneのように数週間〜1ヶ月というような長い審査期間を見積もっておく必要はないと思います。詳しくは後述します。

その他アプリ制作前に知っておくべき事は、こちらの記事も参考にどうぞ。
見積もり依頼前に考ておきたいスマホアプリの開発費用を左右する10のポイント
アプリ制作前に知っておくべきiPhoneアプリとAndroidアプリの違い

iPhoneアプリの審査はとてつもなく厳しい

Appleでは定期的にアプリの却下理由トップ10が発表されています。
今回は直近のランキングを基に、主にどのような理由でリジェクトされているかまとめてみます。

apple_reject_reason
出典:Apple Developer

1位(14%)情報不足

ログインが必要なのにログイン情報が提供されていないなど、アプリを利用する上で必要な情報が不足している場合です。

2位(10%)バグ(不具合)がある

バグがあれば当然リジェクトされます。

3位(5%)クオリティが低い

Appleはシンプルで洗練された、クリエイティブなインターフェースを求めるため、UIが複雑であったり、クオリティが低い場合はリジェクトされます。
機能が少なかったり、コンテンツが少ない場合も引っかかるので気をつけましょう。

4位(3%)レーティングが不適切

最近特に厳しくなっている印象です。
今まで申請が通っていたアプリでもコンテンツ配信系などはたまたまチェックされた記事によってリジェクトされるケースもあります。
引っかかりそうなコンテンツがある場合は審査期間に余裕を持ちましょう。

5位(3%)他のモバイルプラットフォームについて言及

「Android版あります」の文言やリンクがあるだけでもリジェクトされます。
アプリ説明文やスクリーンショット、キーワードなどに他のプラットフォームが入っていてもNGです。
「Android、GooglePlay」などの他のプラットフォームの名前を使わないように気をつけましょう。
Androidの端末画像をスクリーンショットに使っただけでもリジェクトされたケースもあるようです。

6位(3%)落ちる

操作中にクラッシュする箇所があるとダメです。

7位(3%)アプリの内容や機能に関係ない説明文、スクリーンショット

実際には無い機能などを説明文に書いている場合です。
逆に隠し機能など、存在する機能についての説明がない場合もNGです。
スクリーンショットがアプリと合っていない場合にもリジェクトされるようです。

8位(3%)誤り、虚偽、誤解をまねく説明を含む

有名企業や有名サービスのアプリを作る際のネーミングには十分注意しましょう。
アイコンも同様です。
Twitter系アプリでアイコンに鳥を入れた場合にもこの理由でリジェクトをされたケースもあるようです。

9位(2%)アプリ名が不適切

AppStoreとiPhone上で表示されるタイトルが似ていない場合に混乱するのでNGということです。
また、アプリタイトルにキーワードと見なされる文言が入っていたり、キーワード設定と重複している文言が入っている場合もリジェクトされます。
どの部分がキーワードと見なされたかは指摘してくれるようです。

10位(2%)必然性の無い個人情報を送信する

以前はTOP10に入っていなかった項目なので、最近特に厳しくなっている項目です。
メールアドレス、性別、生年月日などの登録を必須にしている場合には注意が必要です。
アプリ内容によりますが、どんなに必然性を説明しても任意項目に変更しなければ通らないケースが多いようです。

参考:個人情報を送信するアプリには必然性がいる 〜 17.2対応

番外編 〜名指しリジェクト〜

2015年5月頃、集中的に広告媒体を名指しで指摘してリジェクトされるアプリが相次ぎました。
Appleのアイコンに似ているアイコン広告はNGとなったり、ウォール広告はAppStoreランキングに似ているとみなされ、ランキングの不正操作にあたるからダメですというような理由で落とされるというものでした。
各媒体はApple社と直接協議し、アイコン広告やウォール広告の配信機能を削除したSDKに変更するという対応で落ち着いたようです。

このようにAppleの方針や審査基準は急に変更されることがあるので、想定外のリジェクトはよくある事と心得ておきましょう。

Androidアプリにも審査とリジェクトはある

以前はAndroidアプリは審査が必要ないというのが有名な話で、自由度が高くすぐにリリースできるというメリットがある反面、Androidアプリの10本に1本はマルウェアなどという調査結果もあったり、危険なアプリも多く存在しているという状態でした。
数年前までは機械的な審査のみでしたが、最近ではプラットフォームを健全化するべく新たなレーティングシステムを設けたり、Googleスタッフによる審査が導入されています。
(審査システムは2015/3月頃〜なので現在どの程度プラットフォームが健全化しているかは不明ですが。)

冒頭にも書いたようにアンドロイドアプリの審査基準はiPhoneに比べると緩めです。
24時間以内には審査が終了しますし、UIやクオリティまではチェックされません。
ただ、さまざまな理由でリリース後にリジェクトされる場合があります。
公開停止で済む場合もあれば突然アカウントそのものを削除されてしまったりすることもあり、異議申立てはできるようですが認められないケースもあるので十分注意したいところです。

よく聞くリジェクト理由をまとめてみます。

・コンテンツポリシー違反

- 露骨な性表現を含むコンテンツ
違反するとGoogleアカウントを削除すると規約に記載されています。
アダルトコンテンツに対してはGoogleも特に厳しくなっているので、コンテンツ配信系のアプリなどは要注意です。

・規約違反の広告

広告もアプリの一部とみなされるため、コンテンツポリシーは広告にも適用されます。
広告に関しても違反していないか確認が必要です。
(例:アダルト要素を含む広告など)

・スパム ポリシー違反

- キーワードスパム
キーワードを繰り返したり、無関係のキーワードや参照を含めるとスパム行為と見なされてリジェクトされます。
他の商品のブランドや名前で始まるタイトルを無許可でアプリに使用すると、関連商品であるとユーザに勘違いされてしまうためNGです。代わりに、「for [ 商品名またはブランド名 ]」のような使い方はOKなようです。

- 偽りのまたは不適切な評価やレビュー
レビューに対するインセンティブ付与をしているなど。

- 不正な動作
コンテンツ、タイトル、アイコン、説明、スクリーンショットに虚偽または誤解を招くような情報を含めている場合。

これが全てではないのでガイドラインをきちんと読みましょう。
ちなみにGoogleのガイドラインはAppleより短めで読みやすいです。
参考:ポリシーのガイドラインとおすすめの方法
参考:Google Playデベロッパープログラムポリシー

レーティングについて

2015年5月〜適用され、アプリ提供者によるアンケート回答によってレーティングが決定します。(現在はアンケート回答必須)
回答を偽ったりすると公開停止や削除される可能性があるので気をつけましょう。

参考:アプリやゲームのコンテンツレーティング

アプリが突然Google Playから削除されたら…

アカウント削除される場合、事前に警告などはされません。
公開停止や削除されてしまって異議申し立てを行いたい場合は以下から行いましょう。
現在のところ英語のみの対応となっていますが、日本語で返信が来たという方もいるようなので、英語と日本語両方書いておくのが良いかもしれません。
異議申し立て

まとめ

最近特に審査が厳しく感じるiPhoneアプリは、数回のリジェクトや問い合わせのやりとりが発生しても良いように審査期間には1ヶ月程度は見ておいた方が安心です。
ちなみにTOP10の理由でリジェクトされているのは全体の48%で、その他のさまざまな理由が52%も占めているのでこれらの項目以外にも気をつけなければいけない点はたくさんあるということです。
思いもかけない理由でのリジェクトはiPhoneアプリではあるあるですので、ガイドライン、リジェクト事例をよく読み、細心の注意を払いましょう。

また、Androidにおいても人力による審査が導入され、以前よりも規約違反など注意する必要が出てきています。リリース後の突然のアカウント削除は恐ろしすぎるので、こちらもしっかりガイドラインをチェックしましょう。

iPhoneアプリのリジェクト理由をまとめた記事も合わせてどうぞ。

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