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2013年09月11日
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【iPhone 5s/5c発表】アプリ企画・開発側への影響を考える(速報編)

iphone5c_list

9/10、AppleがiPhone 5s/5cを発表しました。「ほぼ事前の噂通り」という感じでしょうか。その詳細は、多くのニュースサイトで記事がアップされていますので、ここでは、今回の発表を受けて、アプリを提供する側にはどのような影響があるか考えてみました。

 

 

 

 

噂通り、廉価版「iPhone 5c」

iPhone5c

これまで最上位機種しか出してこなかったiPhoneが、ついに廉価版をリリースしました。この背景には、特に先進国以外の国々で、安価なAndroid端末がシェアを伸ばしていることによる対応でしょう。

事前の噂では、日本を初めとするiPhone普及率が高い国では廉価版は発売しないのでは、という予測もありましたが、日本でも発売するようです。

低価格なiPhone 5cが発売されることで、よりiPhoneのシェアが伸びることが考えられます。iPhoneとAndroidを比較した場合、iPhoneの方が機種依存の問題も少ないですし、操作性も優れていることから、アプリ提供側からすると、iPhoneのシェアが増えることは喜ばしいことだと思います。

しかし、気になるのはそのスペック。アプリを出す際、最も性能が良い端末に合わせるのではなく、性能が低い方を基準に考える必要があります。要するに、iPhone 5cを基準に考えるため、iPhone 5sの性能を活かしたアプリを作ることはできない、ということになりかねません。実は、廉価版の噂が出始めたころから、これが最も気になっていました。

iPhone 5sはiPhone5から比べてかなり性能が向上しているようです。一方、iPhone 5cは、中身はほぼiPhone5と同じとのこと。(参照:廉価版iPhone 5cの中味は5と一緒。あれをカラーにした感じ

iPhone5と同じスペックであれば、ほとんどのアプリにおいて、操作性に問題が出ることはないかと思います。今後も廉価版は出続けると思いますが、「1世代前のスペック」という位置づけであれば、大きな問題にはならないかと思います。

また、カラーバリエーションは、女性や若年層のさらなる取り込みに影響しそうです。元々、若年層ではiPhoneの人気が圧倒的でしたが、それがさらに加速するのではないかと思います。

 

 

ついにドコモからiPhone登場

日本国内ではこれが一番のビッグニュースではないでしょうか。

ここ数年、毎年のように「ドコモからiPhoneがでる」という事前のニュースがあり、毎回空振りでしたが、ついにドコモからもiPhoneが登場しました。

以前は、回線の不満から、ドコモからiPhoneが出たら一気にユーザが流れるのではないか、と言われていましたが、最近は、ドコモの回線も問題が多く、ソフトバンク・auのiPhoneユーザにとっては、キャリア間の移動は以前ほどメリットがないように思います。

 

アプリ提供側からの見ると、ドコモからiPhoneが出ることのインパクトは、やはりiPhoneユーザ数の増加でしょう。

先日、「ヤバい…。ドコモユーザーの55.3%がiPhone 5S購入を検討中らしい」という記事があったように、ドコモユーザの中でも、iPhoneに対する関心は非常に高いです。ここ1年で、AndroidからiPhoneに乗り換えるユーザが激増する可能性があります。

個人的には、iPhoneユーザが増えることは、アプリ提供側からすると、同じユーザエクスペリエンスを共有できるユーザが増え、また機種依存も減り、喜ばしいことだと思っています。ただでさえ、日本は、世界でも一番のiPhone大国です。それが更に加速する可能性がありそうです。

 

 

Android端末の淘汰?

直接関係はありませんが、結果的に、Android端末が淘汰されていくのではないかと思っています。今年に入って、日本のメーカーがスマホからの撤退を表明するニュースが相次ぎましたが、ドコモの参入、廉価版によるAndroidが得意とする分野への参入により、よりiPhoneユーザが増え、さらなるメーカの撤退が考えられます。

元々、ガラケー時代の流れで、オリジナル性の高い機種が多かったAndroidですが、それではコストが回収しきれず、メーカーや機種が、整理されていくのではないかと思っています。

これもアプリ提供側からするとかなり嬉しいことです。Androidの機種依存の対応は、アプリ開発におけるコストや開発期間の増加に直結します。また、低スペック端末を対象とすることで、実装の幅が限定されることも少なくありません。

 

総合すると・・・

アプリ提供側という視点では、総じてプラスな気がします。最も、今回はハードウェアのお話であって、先に発表されていたiOS 7のデザインの刷新は、だいぶアプリに影響がありましたが・・・・。(参照:【iOS7発表!】iPhoneアプリの企画・開発という視点で影響を整理してみました(速報編)

気になるのは、今後、廉価版のようなパターンが増えないかどうか。アプリ提供側からすると、いかに機種依存が少ないか、という点が最も気になるところです。

 

 

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