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2015年10月19日
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販促アプリ制作前に知っておくべき5つのこと

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お得なクーポンの取得、ポイント管理などができる販促アプリですが、 無印やユニクロのような大手から小規模店舗のアプリまで様々存在します。
スマホユーザーであれば1つくらいは販促アプリを入れているのではないでしょうか。
便利そうな販促アプリですが、アプリ毎にそのUI、使い勝手は様々です。
今回は販促アプリを制作しようとした際に知っておくべきことをまとめてみたいと思います。

1.アプリは削除されやすいということ

販促アプリは基本的に無料ですので、ちょっとした物理的、心理的障壁によって削除対象アプリとなってしまいます。

【例】
・使い方がわかりにくい。
・登録項目が多くて面倒。
・プッシュ通知の頻度が高い。
・いらない情報が多い。
・クーポン・ポイントが使いにくい、わかりづらい。
・メールアドレスなど個人情報入力に抵抗がある。
・広告が多い。
など

ジャストシステムの『モバイル&ソーシャルメディア月次定点調査(2015年9月度)』によるとスマホユーザーの約4割は定期的に使わないアプリを削除していて、削除までの期間として6割以上が3ヶ月以上未使用なアプリを削除対象にしているそうです。

モバイル&ソーシャルメディア月次定点調査
出典:MarkeZine

2.店舗オペレーションの負荷レベルはかなり重要

クーポンやポイント機能がある場合、店舗オペレーションが必要となるはずです。
教育コストがそんなにかからない場合や、ポスターやちょっとした説明でユーザーが理解できるならいいのですが、アプリ内容によっては店頭オペレーションの負荷が極端に増えてしまう可能性があります。
例えば店舗においてアプリ検索⇒アプリDL⇒会員登録⇒店員さんによる情報入力やバーコード読み取り⇒使い方の説明などが必要であるとしたら、考えただけでも数分では終わらないはずです。

独自でポイントシステムなど開発しようとする場合は店舗オペレーションまでしっかり想定しておく必要があります。
ユーザにとっても店舗側にとってもシンプルでわかりやすくなければ、オペレーション段階、利用段階において離脱されてしまう可能性が高くなるでしょう。

3.ファーストインプレッションとUIの重要性

これは販促アプリに限りませんが、アプリの第一印象はとても大事です。
使いやすそう、便利そう、かっこいいなどアプリに対して最初に抱く印象というのは、実際のアプリ起動時のものではなくストアのアイコンやスクリーンショットを見た時のものです。
スクリーンショットは申請時にバタバタと制作してしまいがちですが、画面キャプチャだけではなく画像だけでアプリ内容や魅力が伝わるようなものになるよう心掛けましょう。

もちろん実際のアプリに受ける印象も重要ですので、ターゲット層に応じたUI、UXにも気をつけましょう。
幅広い層に向けるならばシンプルかつステップの少ないUI/UXが良いでしょうし、女性に特化しているならば文字よりも画像などを多様し直感的にわかるようにするなど工夫があったほうがいいかもしれません。
また、流行のUI/UXを起用したいと考えた場合などはよく考えた方がいいでしょう。
一時的で廃れてしまう可能性であったり、カスタム実装が必要な場合、修正コストはどのくらいかかるのかなど、後々ボトルネックとならないよう注意したいところです。

UI構成や載せる機能をWebと似た感じにするのか、アプリ独自でいくのかもとても迷うところであり重要な部分です。
アプリにおいて言えば盛りだくさんな機能、なんでもできます的なアプリは複雑になりがちで、結局使われなくなってしまう場合があります。
使い始めの物理的、心理的障壁とならないようなるべく機能をしぼり、シンプルさ、使いやすさを追求した方がいいかもしれません。
ただ、シンプルすぎてもiPhoneアプリの場合、審査に落ちる可能性があるので気をつけましょう。
参考:リリース前にチェック!アプリのリジェクト事例まとめ

4.アプリ運用

アプリを出したらユーザーには以下の行動プロセスをたどってもらいたいはずです。

⇒認知してもらう
⇒興味を持ってもらう
⇒ダウンロードしてもらう
⇒使ってもらう
⇒継続的に利用してもらう

方法はいろいろありますが、ダウンロードしてもらうまでにはSNSなどを利用したリーチ(参考:SNS運用担当者必見!ベストな配信時間帯を見極めるために知っておくべき事)であったり、継続利用してもらうためには適度なプッシュ通知、チェーン店などの場合はカテゴライズした情報配信などができると良いでしょう。

過度なプッシュ通知は削除される要因になりやすいのですが、適度に通知すれば継続利用にとても効果的です。「シクロスマホアプリ総研」による調査ではスマホアプリ利用者の42%がプッシュ通知を受け取っていて、アプリを継続利用するきっかけとして、プッシュ通知が25%と一番高い結果となっています。
ただ、10代のプッシュ通知利用率が50%以上であるのに対し、年代が上がるほど利用率は下がり40代では30%程度となっています。ターゲットの年代によっても効果は異なってくることを理解しておきましょう。

スマホアプリ通知の利用率
出典:シクロスマホアプリ総研

5.利用者を知る

どのような人たちがどのような場面でどのようにアプリを利用しているか(したいか)を知っておきましょう。(必要であればアンケートをとるなど)

【例】
・利用頻度
・時間帯
・ターゲット層
・クーポンやポイント、ネットストアの利用率
・求めている情報
など

販促アプリ利用機能&コンテンツ順位
出典:マイナビニュース

これをやったからこの機能を載せたから効果が出るという確かなものはありません。
アクセス解析をして運用に反映しPDCAを繰り返しまわすというのが大前提ですが、利用者を知りその上でプッシュ通知やニュース配信のタイミングを調整するなど、継続利用してもらうための工夫ができるといいかもしれません。

販促アプリの事例

最後に有名な販促アプリを例にどのような工夫がされているか紹介したいと思います。

【ロッテリア公式アプリ】
・トップ画面にクーポンへのアクセスボタンが目立つ位置に設置されている。
・バナー画像が自動で切替表示されるので、おすすめ商品にも目がいくようなUI。

ロッテリア公式アプリ
出典:ロッテリア公式アプリ

【MUJI passport】
・ポイント付与のためのバーコードが起動後すぐに表示される⇒レジ前でもたつかずに済む。
・バーコード部分タップで液晶の明るさが上がる⇒店員さんによるバーコード読取がスムーズにいく。

MUJI passport
出典:MUJI passportアプリ

【ジーユー(GU)】
・トップ画面にチラシへ誘導を表示⇒最新のお得な情報へすぐにアクセスすることができる。

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出典:GUアプリ

様々な販促アプリを参考にしてより自社のアプリに合うUIや機能を検討していきましょう。

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