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2016年05月12日
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最新スマホ市場がこれでわかる!スマホとアプリ利用に関する調査15選

スマホ市場イメージ画像

内閣府発表の消費者動向調査によるとスマホ普及率は67.4%となり、ついにガラケーの普及率を上回りました。
普及率の高まりとともに企業サイトやWebサービスではスマホ対応サイト、アプリの対応が必須となってきている昨今です。
アプリ開発、サイト構築を考える上でも、まずは最新のスマートフォンやアプリの利用実態を把握するべきでしょう。
ターゲットとする層はどのようなスマホ利用をしているのか、どんなアプリをどれくらい利用しているのか、流行のUI・UXはどのようなものがあるのかなど。
今回は直近1年で実施されたスマホやアプリ市場に関する調査、競争の激しいフリマアプリ、ニュースアプリに関するデータをまとめてみました。

様々な調査に目を通して見えてきたのは、各世代でスマホ普及率は高まってはいますが、その利用実態は世代によってかなり差があるようです。
当然といえば当然ですが、世代別、性別、利用時間などによる違いを把握することによって、サービスのユーザモデル(ペルソナ)やユーザニーズが見えてくるのではないでしょうか。

若年層にはiPhoneが大人気

スマートフォン保有率
出典:個別指導塾『森塾』 中高生のスマートフォン利用実態調査

「森塾」が実施した中高生のスマートフォン利用実態調査によると中高生(特に高校生)に人気のスマホ端末はiPhoneという調査結果が出ています。
世界的に見た日本のiOSシェア数の異常な高さは有名ですが、それでも国内全体で見ると2016年3月時点においてiOSとAndroidのシェア数は半々です。
世界で唯一iPhoneのシェア数がAndroidを上回っている国が日本だけであるということを考慮すると、高校生のiPhoneシェア数67%という結果は驚異的な数値と言えるでしょう。

女子高生など若い女性のスマホ利用時間は特に長い

スマホの利用時間に目を向けてみると若い女性の利用時間の長さが際立っています。
デジタルアーツの「未成年の携帯電話・スマートフォン利用実態調査」によると女子高校生では平均5.5時間で、15時間以上の利用者も6.8%いるという結果が出ています。
その他にもMMD研究所の「2015年版:スマートフォン利用者実態調査」においても10〜30代女性のスマホ利用時間は平均して4時間以上という結果です。
SNS利用や動画閲覧は男女共通して利用時間が高いはずですが、女性は写真・動画の加工、ショッピングなどに費やす時間が長くなりがちなため、その分が利用時間の長さにつながっているのではないでしょうか。

20代のスマホ所有率は94%、LINEの普及によってSNS利用率も増加

総務省発表の「平成26年の情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査」によると、スマホ利用率は各世代で年々増加しており、10代などの若年層や50代以上の高齢者の増加もあり全体で62.3%、20代では94.1%という高水準となっています。

SNSの利用率はLINEの普及によって、各世代で増加している傾向にあります。
また、10代20代のTwitterの利用率の伸びの高さや、10代では唯一FacebookよりもTwitterの利用率が高い点なども注目です。

60代既婚女性の30%以上がスマホ利用

ソフトブレーン・フィールドが実施した既婚女性を対象としたスマホ利用調査によると、50代では50%、60代でも30%以上がスマホを利用しているという結果が出ています。
また、60代既婚女性のスマホ利用の用途として2割以上の人がショッピングやゲームをスマホで楽しんでいる事がわかります。

使っている端末の種類
出典:ソフトブレーン・フィールド 「スマートフォン」に関するアンケート

スマホからほぼ毎日インターネットを利用する人はPCの2倍

ニールセンの「最新のインターネット利用動向」発表によると、スマートフォンから毎日インターネットを利用する人がPCの2倍弱いることがわかりました。
年代別にみると、40代まではスマホでのインターネット利用がPCを上回っているという結果です。グラフの差からすると50代、60代のスマホ利用がPCを抜く日もそう遠くはないのではないでしょうか。

また、各年代のスマホのみでインターネット利用をしている割合は、20〜40代では30%程度なのに対し、10代では45%と半数に近い結果となっています。
今後は前回の記事にも書いたようにスマホオンリーの利用者が増えていくと思われます。

最も使われているアプリは断トツでLINEアプリ

カドカワが実施した「スマホにインストールされているアプリ実態調査」で、最も利用しているアプリは「LINE」、ほぼ毎日利用するユーザーが約8割という結果が出ています。

また、ヴァリューズが実施した実際によく使われているアプリランキングにおいても「LINE」は2位に大差をつけて1位という結果です。
単なるSNSではなくメールの代替ツールとして生活インフラとなってきて、各世代で普及しているLINEなので当然の結果ですが、1アプリ、1SNSと捉えるとこのままずっと定着するかはわかりません。
世界的に最も普及している「WhatsApp」や、最近アメリカの若者に人気の「Kik」などライバルサービスも多いですし、他のSNS同様にSNS疲れや飽きなどで今後ユーザが他サービスへ流れる可能性は十分に考えられるでしょう。
LINEのみならずアプリやサービスにSNS連携を組み込む場合はよく検討しましょう。

LINEについてはこちらの記事も参考にどうぞ。
プロモーション担当者必見!10大ソーシャルメディアまとめ
SNS運用担当者必見!ベストな配信時間帯を見極めるために知っておくべき事

起動ユーザの多いアプリランキング
出典:ヴァリューズ「起動ユーザの多いアプリランキング」

大量プッシュ通知はやはり削除対象になりやすい

以前からよく聞く話ですが、改めて。
ジャストシステムが行った「プッシュ通知」に関する調査結果によると4割以上が大量のプッシュ通知が原因でアプリ削除をしていることがわかりました。
ただ、開封率はアプリのジャンルによって差があることから、アプリジャンルによって最適な通知時間帯や頻度は異なると言えそうです。
参考:アプリマーケティング研究所:平均的な「プッシュ通知への反応率(開封率)」

ジャンルが同じでもアプリ内容やユーザ層によっても違ってくるでしょう。
また、プッシュ通知を実装する際は、チュートリアルなどで通知許可ダイアログ表示の前に、通知の目的をきちんとユーザに説明してあげるといいでしょう。
何の通知が来るかわからないと通知をオフにされてしまうかもしれません。

アプリジャンル毎の開封
出典:ITMedia

2015年はフリマアプリの年

2015年最も伸びたのはフリマアプリではないでしょうか。
中でも2014年から利用者数が3倍になり、日米合計3,200万(2016年4月)ダウンロード数を達しているメルカリが飛び抜けている結果ですが、Fril、ラクマ、ZOZOフリマなどの競争も激化しています。
最近ではLINE MALLが5月末で終了するという発表もありました。
今後どのような流れになっていくかにも注目です。

フリマアプリ各サービスの利用状況
出典:MMD研究所調べ

メルカリ一人勝ちの要因は、テレビCMでユーザ数を一気に拡大したことが大きいと思いますが、アプリファーストでサービス展開をしUI・UXを洗練させていった点も要因の一つではないでしょうか。
フリマアプリは女性ユーザがメインターゲットということもあり、わかりやすさ、使いやすさ、見栄えの良さなど特に追求されていると思います。アプリのUI・UXを考える際には参考にするといいでしょう。
参考:使ったほうが絶対お得!いま話題のフリマアプリ10選【2016年版】

ニュースアプリはYahoo!の圧勝。満足度ではNewsPick、10代にはLINE NEWSが好調。

ニュースアプリも競合が多いカテゴリですが、こちらはYahoo!の圧勝という状況です。
以下がマイボイスコムの『スマートフォンのニュースアプリ』に関するインターネット調査による調査結果ですが、2位との差が3倍近い結果になっています。
ただ、前回調査からYahoo!は利用率を下げていますが、2位以下のSmartNews、LINE NEWSなどは好調のようです。

直近一年間に利用したニュースアプリ
出典:PRTIMES

また、LINEによる世代間のニュースサービス利用に関する意識調査を見ると世代によってかなり違いが見られます。
20代以上ではYahoo!がトップという結果ですが、10代では唯一LINEが1位となっているのも面白い結果です。
若者ほどSNSやまとめサイトなどで情報収集する傾向にあると言えそうです。

スマートフォンで利用するニュースサービス
出典:LINE「スマートフォンで使用するニュースサービス」

一方でICT総研が実施した2016年 モバイルニュースアプリ市場動向調査によるとアプリ満足度調査では、有識者や業界の専門家のコメントが一緒に見られるNewsPickが1位となっています。
ニュースアプリもUI・UX面で参考になるアプリが多いので、一通り使い心地を試してみるといいでしょう。
参考:国内ニュースアプリのUI調査(2016年版)

まとめ

今回はスマホ市場、アプリ市場の調査データを世代別、時間別、ジャンル別などでまとめてみました。
さまざまな角度から市場動向を見つめることにより、その傾向や流行を読み取りやすくなります。それはアプリやサービスのユーザモデル、ユーザニーズを見出すヒントにも繋がるでしょう。

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