スマホアプリを
ビジネスに活かすブログ

ASO スマホアプリ制作 スマホアプリ運用 スマホアプリ開発
2016年07月01日
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

初心者向け!スマホアプリを公開するまでの全10ステップ教えます!

スマホアプリを公開するまでの全10ステップ画像

以前の記事でも書いたようにスマホからのアクセス数は右肩上がりでスマホオンリー・モバイルオンリーの流れが加速しています。
そんな流れから企業アプリ、自社サービスアプリ出したいからアプリ制作よろしく!的な丸投げをされて困っているアプリ担当者もいるのではないでしょうか。

そもそもスマホアプリってどうやって作るのか、何を準備しなければいけないのか、全くイメージがわかない人も中にはいるでしょう。
今回は初心者向けにざっくりアプリ制作を10ステップにわけてまとめてみます。

1. 何はともあれどんなアプリを作るのかを決める

細かい動きや仕様は後で詰めるべきですが、まずは根幹となるイメージ、アプリ制作の目的を明確化しましょう。

■ ユーザ視点で考える
誰が、いつ、何のために、どこで、どのように、なぜ使うのかなどをイメージ、または調査する必要があります。

■ 企業視点で考える
ブレない目的(何のために)、理由(なぜ作りたいのか)、目標(どうしたいか)をしっかり決めておきましょう。
後から迷走しておかしな事になってしまうのはWebでもアプリでもあるあるです。

2. 構成、機能、デザインを決定する

アプリ制作の経験がないとどのようなものにすべきかなかなかイメージがわかないかもしれません。
開発側とよく相談して決めていきましょう。

機能面は基本的には洗い出した機能からどんどんそぎ落としていきシンプルにしていくことが良いとされています。
あれもこれもできる、メニューをあちこちに設置して目的の機能へ行けるというのは一見便利に思える仕様ですが、Webサイトとアプリは違います。
アプリ画面に表示できる情報量はWebサイトより少ないですし、使いこなしたユーザにとっては便利な仕様でも、初めてインストールしたユーザにとっては何をしていいかわからない、機能がありすぎて混乱するなど離脱率へ直結してしまいます。
UI/UX(ユーザーエクスペリエンス)分野はとても難しいところですが、他社アプリなどと比較してよく検討しましょう。

例)
■ iOSとAndroidのUIを同じにするのか、各ガイドラインに沿ったものにするのか。
■ デザインガイドラインに違反していないか。
■ UI面で改修が発生した場合に対応可能か、また工数、費用はどのくらいか。
→リリース時に改修についてまで考えたりしないものですが、アプリに関しては考慮しておいたほうがいい点です。
例えばメニューをどこに置くか考えた際に、画面下に設置するタブ形式と画面左に隠すUI形式で悩んだ場合に、後でやっぱりもう一方に変更したいとなってもアプリの大枠の部分の変更なのでWebサイトよりもかなり工数がかかってしまいます。

iOSヒューマンデザインガイドライン
Googleデザインガイドライン

ペーパープロトタイピングやprottappなどのプロトタイピングツールはイメージの共有、認識のずれの解消に有効な手段ですので是非活用してみましょう。
アプリ開発前にペーパープロトタイピングを行うべき理由

3. デベロッパーアカウントを取得

ストアにリリースするにはiPhone、Android共にデベロッパーアカウントが必須です。
アプリ制作が決定したらなるべく早めに取得しておきましょう。

■ 料金
・ iPhone:年間11,800円(個人・法人)、年間 37,800円(エンタープライズ)
・ Android:登録料25ドル(初年度のみ)
※ 既存アプリがある、以前に別アプリをリリースしたことがある場合は既に取得しているはずなので新たに取得する必要はありません。

4. デザイン制作

最低限以下の素材が必要となります。
■ アイコンデザイン
アプリのイメージとなる重要なデザインです。
iPhoneの場合は正方形で制作しなければいけませんが、Androidは透過デザインも可能なので端末内でどのように見えるかなどイメージして制作すると良いでしょう。

■ アプリ内で必要な素材(アプリデザインによる)
デザインを組み込んだアプリと組み込み前のアプリでは印象がだいぶ違います。
修正も考慮してなるべく早く準備できると良いでしょう。

■ ストア用スクリーンショット
こちらは申請時に必要なので最初から準備する必要はありません。
実際の画面イメージなどを入れ込むことが多いのである程度開発が終わってからでしょう。

5. 開発

開発にかかる期間はアプリ内容、機能などによって異なるので数週間でできるものもあれば数ヶ月かかる場合もあります。

6. テスト

基本的には開発会社による単体テスト・結合テスト、お客様による受入テストという流れです。

■ テストアプリ配布方法
iPhoneの場合はテストアプリの配信方法がいろいろあるので開発会社によって違うかもしれません。
Apple公式のTestFlightによるアプリ配信や、UDID(デバイス識別子)を登録しておいて配布する方法などがあります。
参考:iOSテストアプリ配布方法

Androidの場合は対応OSのAndroid端末があれば、ストアを介さずにapkファイル(アンドロイドアプリの本体ファイル)をダウンロードして端末に直接インストールすることができます。

7. ストア表示の各種項目を決める

ストア用のアプリ名、説明、キーワード(iOSのみ)、アプリジャンルを決めましょう。

ASO対策(アプリストア最適化)
検索に影響するアプリ名、キーワードなどの選定はよく検討し、定期的に更新してみるのも一つの手でしょう。
項目ではありませんがアイコンデザイン、スクリーンショットにはかなり訴求力があるので、その辺を意識して制作しましょう。
※iOSのアプリ名、キーワードの変更は再審査が必要です。

アプリ名を決める際は各ストアで何文字目まで表示されているかを考慮しましょう。
ちなみに画面サイズが違うiPhone5とiPhone6 Plusでは異なるので注意です。
検索結果画面で表示される項目(=アプリ名、アイコン、スクリーンショット(最初の2枚))だけでどんなアプリかわかるか、インストールしてみようと思わせられるかがポイントです。

■ キーワード
キーワードの変更一つで検索結果の順位が大きく変わる場合もあります。
アプリ名のゆらぎ、ミススペルを含めてみるのも一つの手ですし、キーワード選定に迷ったらApp Annieの「キーワード/ ASO」を使ってみましょう。
何がいいかというと、現在設定しているキーワード検索でアプリが何位表示されるのか、新しく設定しようと思っているキーワードだと何位表示なのか、ランキングの変動もすぐにわかります。
もし圏外のキーワードばかり設定していることがわかれば即見直すべきでしょう。

・ ゆらぎ:Patto→ぱっと、パットなど
・ ミススペル:Patto→Patoなど

■ 検索対象項目
iPhone :アプリ名、キーワード
Android:アプリ名、説明

8. リジェクトになる要素がないかチェック

個人情報取得を必須にしているとNG、Youtube表示があれば内容関係なくレーティング設定をして対象年齢を上げていないとNGなど、思わぬ箇所でリジェクトになる事がよくあるのでリジェクト事例には一通り目を通しておきましょう。

リリース前にチェック!アプリのリジェクト事例まとめ

9. 申請

以前は1〜2週間を要したiOS審査ですが、審査に使用するツールの改善により現在は平均1〜2日で審査が完了するようになっています。
また、今後は24時間以内のケースが増えていくと思われます。
Googleは最大24時間なのでアプリをリリース、アップデートするのにそこまでバッファをみておかなくてよくなりました。
上記を考慮してリリース予定日も決定しておきましょう。

Average App Store Review Times
出典:iOS平均審査時間

10. リリース後もやるべきことはたくさんある

審査が通り、リリースした後もコンテンツ配信やプッシュ通知によるこまめな運用、OSアップデート対応、ユーザ行動の分析などやるべきことはたくさんあります。
モバイル用GoogleAnalyticsや各種解析ツールを導入して分析するのも一つの手でしょう。
iPhoneの場合デベロッパー管理画面でも「Appアナリティクス」という画面でインプレッション数や使用率やアクティブ率などが確認できるので活用してみましょう。

スマホアプリ制作、開発に関する参考記事

・ 最新スマホ市場
・ スマホアプリの開発費用
・ iPhoneアプリとAndroidアプリの違い

TOP